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横浜美術大学・日本映画大学の総合型選抜を比べる。実技がなく、文章と面接で決まる2校

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横浜美術大学と日本映画大学の総合型選抜を2027年度要項で比べました。どちらも実技試験がなく、横浜美術は140点のうち100点が面接、日本映画は配点非公開で面接と希望理由書の総合評価です。横浜美術は4つの選択テーマ、日本映画は9区分。各大学の詳細は個別記事にまとめています。

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神奈川の美術・映像系の私立2校です。★どちらも総合型選抜に実技試験がありません。

★横浜美術大学は140点満点のうち100点が面接、★日本映画大学は面接と大学入学希望理由書の総合評価で、提出した作品は「参考資料」という位置づけです。

★実技で勝負する入試ではなく、書いたものと話したことで決まります。

この記事は2校を★横に並べて違いを見るためのものです。★各大学の詳しい内容は、それぞれの個別記事にまとめています。

必ず最新の学生募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。各大学の要項の確認日は個別記事に書いています。

2校を並べる

横浜美術大学 日本映画大学
★区分の数 ★1区分(Ⅰ〜Ⅳ期)+4つの選択テーマ ★9区分(映像表現/文章表現/身体表現/リベロ①〜⑥)
★募集人員 ★72名(期別の内訳は非公開) ★45名(3区分で15名、リベロで30名。内訳は非公開)
★実技 ★なし ★なし
★当日の筆記 ★なし(0分) ★リベロ⑤小論文型だけ(60分・800字程度)
★配点 ★公開。面接100+調査書20+志望理由書20=★140点満点 ★非公開(「配点」の3件はすべて一般選抜A日程)
★面接 ★冒頭3分のプレゼン+質疑応答で15〜20分 ★個人・20分程度・面接員2名
★オンライン ★4つの選択テーマすべてで選べる(自宅等) ★なし
★Web出願 ★あり(Post@net) ★なし。★冊子版の願書が必須
★書類 ★原稿用紙に黒のボールペンで手書き ★すべて黒のボールペンで手書き
★専願 ★専願(誓約書に★保証人の押印) ★専願
★既卒 ★可 ★可
★評定・英語資格 ★どちらも要件なし ★どちらも要件なし
★検定料 ★30,000円+払込手数料990円。★Ⅰ期受験者のⅡ期は15,000円 ★35,000円。★2回目以降は10,000円
★生成AI ★記載なし ★記載なし

書く課題を並べる

大学・区分 課題 時間 字数
★横浜美術 全員 ★志望理由書 事前提出 ★800字以内
★横浜美術 テーマ(3) ★美術作文 事前提出 ★800字以内
★横浜美術 テーマ(4) ★実績アピール文 事前提出 ★400字以内
★横浜美術 テーマ(2) ★アイデア提案用紙 事前提出 ★字数指定なし
★日本映画 全員 ★大学入学希望理由書(設問5つ) 事前提出 ★字数指定なし(罫線4行×3問+表2つ)
★日本映画 リベロ⑤ ★小論文(好きな映画1本について) ★60分 ★800字程度
★日本映画 文章表現 ★キャラクターメイキング 事前提出 ★字数指定なし

★横浜美術は事前提出だけで、当日書くものがありません。★日本映画はリベロ⑤を選んだ場合だけ当日書きます。

★どちらも「800字」が基準の分量です。横浜美術の美術作文・志望理由書、日本映画のリベロ⑤小論文がいずれも800字です。

題材を自分で選ぶ出題が両校にある

大学 設問(原文)
★横浜美術(美術作文) ★「あなたが関心を持った美術・デザイン作品や作家等について、タイトルを付けて文章を作成し、800字以内で記述してください。」
★日本映画(リベロ⑤) ★「好きな映画作品を1本あげ、面接または小論文でその映画について述べてください。」

★どちらも課題文(読解素材)がありません。★自分で題材を決めて、それについて書く形式です。

★日本映画は題材を出願時に確定させ、あとから変更できません(大学入学希望理由書に作品名・監督名・公開年を記入)。★再受験の場合は前回と違う作品を選びます。

★横浜美術の美術作文は「タイトルを付けて」が条件で、様式に本文とは別枠のタイトル欄があります。

★日本映画は書き方まで指示されています。

★最初にストーリーを簡潔に要約したあと、その作品について論じてください。その際、作品のテーマや、印象に残ったシーンについて書くとよいでしょう。 ★あらすじを書き続けたり、映っているものをただ文字にしたりするのはやめましょう。

★注目すべき5点(テーマ、ストーリー、シーン、演技、音楽、編集)も名指しされています。

課題は両校とも年度当初から分かる

大学 課題の公表
★横浜美術大学 ★要項に課題文が印刷されています。出願時に提出する方式なので、★課題は年度当初から分かっています。★美術作文とアイデア提案の課題文は2026年度と一字一句同じ
★日本映画大学 ★題材は受験生が選ぶので、そもそも出題テーマがありません。★キャラクターメイキングの課題(「あなたの身近にいる人物をモデルにして、キャラクターをひとりつくってください」)は要項に印刷されています

★どちらも「当日何が出るか分からない」入試ではありません。

過去問はどちらも総合型選抜のものがない

大学 状況
★横浜美術大学 ★過去問は公開されていますが、総合型選抜の問題は1問もありません(全24ページで「総合型」が0件)。★出題意図・模範解答もなし。★解答例があるのは一般選抜の学科選択(英語・国語)だけ
★日本映画大学 ★要項に「過去の試験問題」の章がありますが、一般選抜だけ(A日程 英語・国語/B日程 小論文/C日程 小論文)。★ただし評価のポイントと書き方の指示が、総合型選抜を含む全区分について要項で公開されています

★日本映画のほうが「何を評価するか」の記述が具体的です。面接の評価軸5つ(熱意/映画力/表現力/理解力/一般知識)が文章で公開されています。

★横浜美術は採点基準の公開がありませんが、★不合格者本人に「個人成績(合計得点)」と「合格最低点」が開示されます。

提出物は両校とも「面接の材料」

大学 提出物の位置づけ
★横浜美術大学 ★提出した美術作文・アイデア提案・実績アピール文・持参作品には独立した配点がありません。★「面接100点」の中でプレゼンと質疑応答の材料になります。★美術作文を選んだ人は、提出済みの800字を3分で説明します
★日本映画大学 ★要項が明示しています。合否判定は「面接と大学入学希望理由書で総合評価」で、★映像作品・キャラクターメイキングは「参考資料」。★身体表現体験講座も「採点対象ではありませんが、参加は必須」

★どちらも「作品の出来で決まる」入試ではありません。★書いて出したものを、自分の言葉で説明できるかどうかが問われます。

作品提出の仕様

項目 横浜美術大学 日本映画大学
★対象 ★テーマ(1)作品持参を選んだ場合 ★映像表現(映像作品)/文章表現(キャラクターメイキング)
★点数 ★3点以内 ★1作品(映像表現)
★制作時期 ★過去3年以内 ★指定なし
★サイズ・長さ ★指定なし。ポートフォリオは「持参できる任意のサイズ・ページ数」 ★時間・内容ともに自由(長さの上限なし)
★提出方法 ★作品は試験当日に持参(出願時は説明書だけ郵送) ★USBメモリに収録して出願書類と同封(.mp4/.wmv推奨)
★返却 ★されない。★入試参考作品として展示・印刷に使われる場合あり ★されない
★共同制作 記載なし ★可。参加人数とそれぞれの担当・自分の役割を記入
★作品解説の字数 ★指定なし(持参作品説明書の自由記述欄) ★専用欄・字数指定なし(説明は面接で口頭)
★学校・イベントでの制作物 ★「本学実施のイベント(描き講習、オープンキャンパス等)で制作した作品も持参できます」 ★「放送部や映画研究会などの活動、文化祭向けにクラスで制作した作品などでもかまいません」「本学のイベント『映像表現ワークショップ』でつくった成果物を提出してもかまいません」

★どちらも学校の部活動や授業で作ったものを出せます。

日程と出願の実務が大きく違う

項目 横浜美術大学 日本映画大学
★回数 ★Ⅰ〜Ⅳ期(★Ⅳ期は定員が埋まると実施されません。2026年度は実施なし) ★9区分(映像・文章が9/13、身体が9/20、リベロが9/27〜翌3/3)
★出願方法 ★Web出願(Post@net) ★冊子版の願書が必須。★郵送(書留の速達)か窓口(指定日1日のみ)
★窓口出願 ★不可(郵送のみ) ★各区分で指定された1日だけ。★新百合ヶ丘キャンパス(試験会場の白山キャンパスとは別)
★受験票 ★自分で印刷(郵送されない) ★大学が郵送(385円分の切手を貼って提出)
★合格発表 ★発表日11:00からウェブサイト/Post@netで照会 ★速達郵便のみ。★「発送日(投函日)」で到着は1〜2日後。★インターネット・電話での照会は不可
★本番前の締切 ★2つ(入学資格審査は★Ⅰ〜Ⅳ期共通で2026年7月21日、配慮依頼は出願開始日の2週間前) ★3つ(入学資格審査は出願開始日の2か月前、配慮の相談は1か月前、検定料の支払開始は1週間前)

★日本映画はWeb出願がないので、冊子の取り寄せ(テレメールで3〜5日)から逆算する必要があります。

★横浜美術の入学資格審査はⅠ〜Ⅳ期共通で2026年7月21日です。★Ⅳ期の試験は2027年3月9日なので、その約7か月半前になります。

学費面の扱いが正反対

大学 総合型選抜と学費
★横浜美術大学 ★授業料減免の特待生選抜は総合型が対象外。狙えるのは★入学後の1年次前期の成績で上位12名に入ったら10万円給付の「特待生チャレンジ」だけ。授業料減免を狙うなら★学校推薦型(デッサン120分)か一般選抜A・B日程
★日本映画大学 ★専願なのに、入学許可を保持したまま一般選抜A日程を受けて1年次授業料全額免除(100万円・10名以内)を狙える規定が要項に明記されています(2回目以降の出願扱いで検定料10,000円)

★日本映画のほうは公式の「学費チャレンジ枠」がある形です。

★ただし日本映画は、総合型選抜で入学手続まで進むと辞退しても入学金300,000円+前期学費800,000円=110万円が返還されません(他の区分は入学金を除いて返還)。

まとめ

  • ★どちらも総合型選抜に実技試験がありません。横浜美術は当日の筆記も0分、日本映画はリベロ⑤小論文型だけ当日書きます
  • ★配点を公開しているのは横浜美術だけ(面接100+調査書20+志望理由書20=★140点満点で、★140点のうち100点が面接)。日本映画は非公開です
  • ★題材を自分で選ぶ出題が両校にあります。横浜美術の美術作文(関心を持った美術・デザイン作品や作家)、日本映画のリベロ⑤(好きな映画1本)。★どちらも課題文がありません
  • ★日本映画は題材を出願時に確定させ、変更できません。書き方(最初に要約→論じる)と注目すべき5点も指示されています
  • ★課題は両校とも年度当初から分かります(横浜美術は要項に課題文が印刷され2年続けて同文、日本映画は題材を受験生が選ぶ形式)
  • ★過去問はどちらも総合型選抜のものがありません。ただし日本映画は★評価のポイントと面接の評価軸5つが要項で公開されています
  • ★提出物は両校とも「面接の材料」です。横浜美術は提出済みの800字を3分で説明、日本映画は映像作品・キャラクターメイキングが「参考資料」です
  • ★出願の実務が大きく違います。横浜美術はWeb出願、★日本映画はWeb出願がなく冊子版の願書が必須(テレメールで3〜5日)。★日本映画の合否は速達郵便のみで、照会不可です
  • ★学費面の扱いが正反対。横浜美術は★授業料減免の特待生選抜が総合型は対象外、日本映画は★入学許可を保持したまま一般選抜A日程を受けて100万円免除を狙える規定があります
  • ★評定の基準も英語資格の条件も両校ともありません。★既卒もどちらも可です

各大学の詳しい内容は個別記事にまとめています。横浜美術大学/日本映画大学。

美術・体育系は武蔵野美術大学・多摩美術大学・日本体育大学の比較、音楽大学は東京の音楽大学4校の比較にまとめています。芸術系学部の考え方は芸術系学部の小論文、総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、要項の読み方は募集要項の読み方にあります。

神奈川の私立大学は関東学院大学、洗足学園音楽大学・昭和音楽大学、湘南医療大学・湘南鎌倉医療大学・横浜創英大学、鶴見大学・横浜商科大学・松蔭大学の記事にもあります。

添削1万枚以上の小論文講師が、直接指導。総合型選抜・学校推薦型選抜の小論文対策に。オンライン個別授業、1回60分・11,000円。授業のご案内を見る

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