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文教大学の総合型選抜。9種類あり、小論文型は情報学部だけ

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文教大学の総合型選抜を2027年度の要項から整理しました。方式が9種類あり、学部ごとに使えるものが違います。小論文型は情報学部だけ。文教大学同窓は800字の小論文を出願時に提出し、課題が公開されています。成績は問われません。

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文教大学の総合型選抜は、方式が9種類あります。そして学部ごとに使える方式が違います。

  • 小論文型があるのは情報学部だけです
  • 文教大学同窓(情報システム学科)は、800字の小論文を出願時に事前提出します。課題は要項に載っています
  • 大学は「学習成績の状況などの高等学校での成績を問わず挑戦できます」と明記しています

越谷キャンパス(埼玉県越谷市)・湘南キャンパス(神奈川県茅ヶ崎市)・東京あだちキャンパスの3キャンパスに7学部があり、学部によって受験するキャンパスが変わります。2027年度の要項に沿って整理します。

必ず最新の学生募集要項で確認してください。日程・募集人員・選考方法は年度によって変わります。要項は学部ごとの7本に加えて、総合型選抜(基礎学力試験)が別冊になり、全部で8本のPDFに分かれています(2026年9月30日に8本すべてが差し替わりました)。基礎学力試験を考えている人は、学部の要項とは別にそちらを取ってください。 出典:文教大学 総合型選抜/小論文型/入学試験要項ダウンロード(総合型選抜)/情報学部の入学試験要項

9種類の方式と、実施している学部

方式 実施学部 内容
基礎学力試験 文・情報・健康栄養 基礎学力試験と書類審査
課題遂行型 文・健康栄養・国際 課題を一つ選択し、課題についてのプレゼンテーション
プレゼンテーション型 教育・人間科学・文・情報・健康栄養 提示されたテーマについてのプレゼンテーション
資格優先型 文・情報・国際・経営 書類審査、資格審査に加え、面接、口頭試問(小論文があるのは経営学部だけ)
文教大学同窓 文・情報・健康栄養・経営 書類審査、小論文、面接、口頭試問、課題遂行等
適性評価型 文・情報 書類審査と口頭試問
ビジネスキャリア 経営 模擬授業課題、適性検査、面接、書類審査
適性検査型 健康栄養 適性検査(筆記試験)と書類審査
小論文型 情報 小論文と書類審査

自分の志望学部でどれが使えるかを最初に確認することになります。キャンパスも学部で分かれます。

キャンパス 学部
越谷(埼玉県越谷市) 教育学部・人間科学部・文学部
湘南(神奈川県茅ヶ崎市) 情報学部・健康栄養学部
東京あだち 国際学部・経営学部

★大学案内(BUNKYO UNIVERSITY GUIDEBOOK)2027に誤植がありました。要項の冒頭に訂正が載っています。 「P.125において、情報学部 総合型選抜(課題遂行型)を実施するように記載していましたが、こちらは誤植で、課題遂行型の実施はありません。」 情報学部に課題遂行型はありません。紙の大学案内を見ている人は注意してください(この記事は要項に沿っています)。

小論文型:情報学部の3学科で受けられる

情報学部の情報システム学科・データサイエンス学科・メディア表現学科が対象です。要項の選考方法はこうです。

小論文型 ⑴選考方法 情報システム学科、データサイエンス学科、メディア表現学科 書類審査と小論文と面接をもとに評価します。

出願書類は志願票・調査書・学修計画書です。小論文は当日書きます。

要項に、この方式だけの注記が2つあります。

★小論文型については情報学部他学科と併願受験が可能です。 ★オープンキャンパス等の個別相談を利用して、課題内容について事前相談することを推奨します。

★情報学部の中でなら、他学科と併願できます。情報システム学科・データサイエンス学科・メディア表現学科のどれか1つに絞る必要がありません。

★「課題内容について事前相談することを推奨」とまで書かれています。小論文の課題について、オープンキャンパスの個別相談で直接聞ける、という意味です。使わない手はありません。

内容
出願期間 1期 2026年9月1日〜9月8日(消印有効)/2期 11月16日〜11月24日
試験日 1期 10月11日(日)/2期 12月6日(日)
合格発表 1期 11月2日(月)/2期 12月11日(金)
入学手続締切 1期 11月10日(火)/2期 12月18日(金)
試験会場 湘南キャンパス
検定料 35,000円

募集人員は各学科20名ですが、プレゼンテーション型・資格優先型・文教大学同窓・小論文型・基礎学力試験を合わせて20名です(データサイエンス学科はこれに適性評価型を加えた合計)。小論文型だけで20名ではありません。

出願資格は成績を問いません。

大学入学資格のいずれかを有する者、および2027年3月31日までに有する見込みの者で、各学科のアドミッションポリシーに賛同する者

文教大学同窓は、800字の小論文を出願時に出す

「文教大学同窓」は、文教大学の在学生または卒業生の親族が受験できる方式です。情報システム学科では小論文が事前提出になります。

情報システム学科 書類審査・小論文(出願時に事前提出)をもとに総合的に評価します。 【小論文について】 以下の課題を800字以内で所定の解答用紙に記入せよ。 課題 「データ」と「情報」と「知識」の違いについて、自身の体験を通して論ぜよ。

課題が要項に書かれているので、出願前に取りかかれます。「違いを説明する」だけでは足りず、自身の体験を通してという条件が付いています。データ→情報→知識という段階の説明に、自分の経験を1つ差し込む構成になります。800字の組み立ては小論文の書き方 完全ガイドと小論文の字数調整、テーマの下地は情報・理工系学部と情報リテラシーにまとめました。

同じ「文教大学同窓」でも学科で内容が変わります。データサイエンス学科は書類審査と口頭試問、メディア表現学科は書類審査と口頭試問(課題の発表+質疑応答)で、こちらの課題も公開されています。

あなたにとっての文教大学の魅力は何ですか。推薦者から聞いたことを踏まえて自分の考えを発表してください。さらに、自分で調べたことをもとにメディア表現学科の魅力を発表してください。

5分程度の発表で、パソコンを使ってもかまいません。スライドやレジュメを使う場合は2部印刷して持参し、試験開始時に提出します。

プレゼンテーション型は、課題を自分で選ぶ

情報システム学科のプレゼンテーション型では、課題A〜Dから1つを選びます。課題A「学びのプランニング」の指定が具体的です。

あなたの目指す未来について考え、未来への希望を実現するため、文教大学であなたが学習する具体的なプランを作って、プレゼンテーションをしてください。また、そのプランは、履修のてびきに掲載されている情報システム学科のカリキュラム「情報システム学科開講科目一覧」に基づいた具体的なものとしてください。

実際の開講科目一覧を見て、履修プランを作る課題です。参考資料の「履修のてびき」は大学のサイトからダウンロードできると案内されています。発表は15分程度で、そのあと質疑応答です。説明すべき内容も4点指定されています。

・あなたがその学びを目指す背景(得意科目、授業での経験、課外活動や学校外での経験など) ・将来の目標(業種および職種についての調査) ・その目標に必要となる能力と学びの内容(大学での学びと職種の関係) ・その職種に就いた場合に他の同職種の人より優位となる点

課題B「デジタルコンテンツの制作」は作品勝負です。

あなたがデジタル技術を用いて制作した作品を提出し、その作品についてプレゼンテーションを行ってください。作品は、あなたが過去に制作したものでも、エントリー後に制作するものでもどちらでもかまいません。

出願を決めてから作り始めてもよいと明記されています。出願書類には「選択課題シート」が必要です。発表の準備はプレゼン型入試の対策にまとめました。

資格優先型は、対象の資格が23項目

情報システム学科の資格優先型は、出願要件の資格一覧が23項目あります。抜粋すると次のとおりです。

  • 情報処理推進機構の試験(ITパスポート、基本情報技術者など)の合格者
  • 日本ディープラーニング協会のG検定もしくはE資格の合格者
  • データサイエンティスト検定リテラシーレベルの合格者
  • 統計検定3級以上/実用数学技能検定準2級以上
  • 実用英語技能検定準2級以上/TEAP 200点以上/TOEFL iBT Overall 2以上/TOEIC 300点以上/GTEC(CBT、検定版Advanced) 830点以上
  • ICTプロフィシエンシー検定(P検)3級以上(2025年4月以降はスタンダードレベル)
  • 全国商業高等学校協会の情報処理検定2級以上(部門は問わない)
  • 全国工業高等学校長協会のジュニアマイスターシルバー以上/計算技術検定・情報技術検定・パソコン利用技術検定の2級以上
  • 国・地方自治体・大学などの公的機関が主催または後援するコンテスト等で優秀な成績を収めた者

ITパスポートやG検定のような実務寄りの資格が並ぶのが情報学部らしいところです。選考方法は学科で違い、情報システム学科は書類審査・資格審査・面接、データサイエンス学科とメディア表現学科は書類審査・口頭試問です。

課題遂行型は文学部・健康栄養学部・国際学部

課題を1つ選んでプレゼンする方式です。募集人員と会場が学部で分かれます。

学部・学科 募集人員 会場 実施期
文学部 日本語日本文学科 20名 越谷 1期のみ
文学部 中国語中国文学科 8名(課題遂行型・資格優先型・適性評価型の計) 越谷 1期・2期・5期
文学部 外国語学科 10名(課題遂行型・プレゼンテーション型・資格優先型の計) 越谷 1期・2期
健康栄養学部 管理栄養学科 15名 湘南 1期
国際学部 学科による 東京あだち 1期・2期

実施期は学科ごとに違います。日本語日本文学科は1期だけ、外国語学科は1期と2期で、5期まであるのは中国語中国文学科だけです。

外国語学科の課題遂行型は、英語のプレゼンテーションではありません。課題図書6冊から1冊を選んで読み、外国語学科で探究したい分野やテーマについて1200字程度の記入シートにまとめて、出願書類として提出します。試験当日は試験官の質問に答える口頭試問が20分程度で、試験中に課題図書やメモは使えません。

出願までに1200字を書き上げる必要があるので、課題図書を決める時期が勝負です。読んだ内容を自分の言葉で話せる状態にしておいてください(課題図書・事前提出レポートの書き方、口頭試問の対策)。

英語でプレゼンするのは、英米語英米文学科のプレゼンテーション型

英語での発表があるのは、文学部 英米語英米文学科のプレゼンテーション型です(課題遂行型ではありません)。

プレゼンテーションは英語で行います。質疑応答は日本語および英語で行います。

テーマは自由ですが、「言語」「教育」「文化」「社会」「環境」の5つのうち少なくとも1つの視点を含めることとされ、

テーマに関連した文献や資料(論文、新聞、雑誌など)を読み、既存の見解や調査を踏まえたうえで、自身の分析や考察、見解を示してください。

と条件が付きます。調べたことの上に自分の見解を乗せる形です。試験は個別で20分(プレゼン10分+質疑応答10分)。原稿の読み上げは不可で、PowerPointまたはPDFをUSBメモリに入れて持参し、万一に備えてA4に印刷したものを3部持っていきます。

外国語学科にもプレゼンテーション型はありますが、中身が違います。①英語でのプレゼンテーション(視点は「言語」「文化」「社会」の3つ)か、②日本語でのプレゼンテーション(SDGsの課題から1つか2つ選び、自分の身近なことを取り上げて論じる)のどちらか1つを選ぶ形で、選んだ課題は選択課題シートに記入して出願書類として提出します。①なら原則英語、②なら原則日本語です。

探究の整理は探究活動の完全ガイド、英語での発表は国際系学部、発表の組み立てはプレゼン型入試の対策が参考になります。

日程(総合型選抜・共通)

期 出願期間(消印有効) 試験日 合格発表 入学手続締切
1期 2026年9月1日〜9月8日 10月11日(日) 11月2日(月) 11月10日(火)
2期 11月16日〜11月24日 12月6日(日) 12月11日(金) 12月18日(金)
3期 2027年1月4日〜1月15日 1月23日(土) 1月30日 2月8日
4期 2027年2月2日〜2月10日 2月24日(水) 3月3日 3月11日
5期 2027年2月15日〜2月24日 3月4日(木) 3月9日(火) 3月16日(火)

3期・4期は情報学部の一部の方式(適性評価型〈データサイエンス〉・資格優先型〈メディア表現〉・文教大学同窓〈データサイエンス〉)で実施されます。

このほか健康栄養学部には「プレゼンテーション型11月」(出願10月9日〜10月19日、試験11月21日)があり、基礎学力試験も同じ出願期間・同じ試験日(11月21日)ですが、合格発表12月1日・手続12月11日と別日程です。方式と学部の組み合わせによって実施される期が違うので、要項で確認してください。検定料は35,000円です。

なお、大学は過去問題のダウンロードページを公開していて、申し込みやID・パスワードは不要です。ただし置かれているのは一般選抜・公募制推薦・編入学などで、総合型選抜の過去問はありません。小論文型を受ける人は、公募制推薦の過去問が一番近い材料になります。

どこから手をつけるか

  1. 自分の学部でどの方式が使えるかを確認する。9種類ありますが、学部ごとに限られます
  2. 学部ごとの要項PDFを落とす。要項は7本に分かれています
  3. 情報学部志望なら小論文型を検討する。書類審査と小論文と面接です
  4. 文教大学に親族がいるなら「文教大学同窓」を確認する。情報システム学科なら800字の課題が公開されています
  5. プレゼンテーション型は課題を選んでから動く。課題Aは履修のてびきの科目一覧を読むところからです
  6. 手持ちの資格を23項目と照らす。ITパスポート、G検定、英検準2級、統計検定3級などが対象です
  7. 会場のキャンパスを間違えない。教育・人間科学・文は越谷、情報・健康栄養は湘南、国際・経営は東京あだちです
  8. 成績は問われない。学習成績の状況を条件にしていない入試です

まとめ

  • 文教大学の総合型選抜は9種類(基礎学力試験/課題遂行型/プレゼンテーション型/資格優先型/文教大学同窓/適性評価型/ビジネスキャリア/適性検査型/小論文型)で、学部ごとに使える方式が違います
  • 大学は「学習成績の状況などの高等学校での成績を問わず挑戦できます」としています
  • 小論文型は情報学部(情報システム・データサイエンス・メディア表現)だけで、選考は書類審査20点+小論文50点+面接30点=100点満点。小論文は10時00分〜11時00分の60分で、終了後に面接(集合9時30分)。字数は要項に記載がありません。会場は湘南キャンパスです
  • 文教大学同窓(情報システム学科)は小論文を出願時に事前提出します。課題は「『データ』と『情報』と『知識』の違いについて、自身の体験を通して論ぜよ」(800字以内)です
  • ★「資格優先型には小論文がある」とは限りません。小論文があるのは経営学部の資格優先型・文教大学同窓(各60分・40点)と、情報学部の文教大学同窓(情報システム学科のみ・事前提出)だけです。情報学部の資格優先型は3学科とも小論文なしです
  • プレゼンテーション型(情報システム学科)は課題A〜Dから1つ選択。課題Aは履修のてびきの「情報システム学科開講科目一覧」に基づく学習プランを15分程度で発表します
  • 課題Bはエントリー後に制作した作品でもかまいません
  • 資格優先型の対象資格は情報システム学科が23項目で、ITパスポート、G検定・E資格、統計検定3級以上、英検準2級以上、GTEC 830点以上などが入ります(データサイエンス学科は17項目、メディア表現学科は5項目と学科で違います)
  • 英語でプレゼンするのは文学部 英米語英米文学科のプレゼンテーション型です(質疑応答は日本語および英語、個別20分)。外国語学科のプレゼンテーション型は英語か日本語かを選べ、課題遂行型は課題図書1冊+1200字の記入シート+口頭試問20分で英語の発表はありません
  • 日程は1期(試験10月11日)・2期(12月6日)が基本で、方式と学部によって5期などもあります。検定料は35,000円です
  • キャンパスは越谷=教育・人間科学・文、湘南=情報・健康栄養、東京あだち=国際・経営です

埼玉の私立大学は東京国際大学の記事にもあります。総合型選抜そのものの進め方は総合型選抜の完全ガイド、大学別の記事は大学別対策の作り方から探せます。

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